2012年8月12日日曜日

富岡八幡宮大例祭


職場のある深川・門前仲町の三年に一度の一大イベントであり、江戸三大祭りの一つである富岡八幡宮例大祭に神輿の担ぎ手として参加した。横浜のニュータウンで育った私にとっては、神輿を担ぐのは初めての経験であったし、下町の熱気を感じることができた。去年は震災の影響で祭りを見合わせており、それもあってか今年は非常に盛り上がったようだ。

このお祭りは別名「水掛け祭り」と呼ばれている。神輿は永代通りをメインに江東区、中央区を一周して永代橋を渡って富岡八幡宮まで戻ってくるのだが、沿道に並んだ見学の人々が、バケツやホースをもって、神輿と担ぎ手に水をかけようと待ち構えているのだ。そのため、担いでいる間はずっとびしょぬれである。ただ、この日は真夏の晴天で水掛けは非常に気持ちがよかった。天気がよかったが、日中一瞬だが雨がぱらぱらと降ってきて、「神様も水掛けに参加したいんだな」なんて思ったものだ。

はっぴに鉢巻き姿は爽快で、神輿は前々から聞いていた通りずっしりと重く、肩は真っ赤になった。足も痛くなったが、地元の方々に混じって参加できたことは忘れがたい貴重な経験だった。


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