2012年11月25日日曜日

京都(!)転勤


ご報告 皆様には直接ご連絡さしあげたかったのですが、取り急ぎこちらにてご連絡します。 このたび勤務先より辞令を受けまして、転勤になりました。次の勤務地は、京都(!)です。東京を離れるのは少し寂しいですが、新天地にて研鑽して参りますので引き続き皆様どうぞよろしくお願いします。(11月9日


秋も深まる金曜日、勤務先より京都への転勤の辞令を受けた。東京〜横浜から離れたことのない自分にとってはちょっとした人生の節目である。転勤にあたっては多くの同僚、友人から激励の言葉をいただき大変励みになった。

自分が京都で働くことになるとは、月並みな言葉だが、全く予期しなかったことだ。ただ、それは可能性がゼロだったというわけではなくて、さいころで6の目が続けて3回出たとか、可能性としてあるにはあったが実際出ると驚くような感覚だった。麻雀やトランプゲームで「あー、ここできたか」というあの感じと似ている。まるで自分がギャンブルに参加していて、勝って自分に流れが回ってきた(吉か凶かわからない)と思う瞬間かもしれない。辞令を受けたその時は、「京都」というカードを引いた瞬間である。

同じことの積み重ねで退屈に思える毎日にも、「カードを引いた瞬間」は必ず訪れる。その瞬間というのは文字で表すと(!)だろうか。自分はそうした瞬間ひとつひとつを大事にしたい。それは驚き、ひらめき、感動、ショック、落胆、一目惚れ、歓喜、など様々な感情を伴っている。その感情が、言葉となり行動となり、周りの共感を呼び、色々なものを巻き込む起点となる。(!)の瞬間は、何かがはじまる起点なのだ。

引っ越しも終わり26日は異動先への初出勤である。はたして京都(!)は自分にとってどんなことへの起点となるのだろうか。


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